どこでいつ起こるかわからない地震。シミュレーションはいざという時に行動できるよい練習になります(^^♪
今回は『歩いているとき』の地震について考えてみたいと思います。
外で安全なところ
安全なところを知っていると逃げる時に戸惑わなくてすみますね。
広場や公園、校庭
何も落ちてこないところが安心です。しかし、地割れや液状化には注意が必要です。
繁華街では安全なビルの陰か中
原則は建物から離れることです。繁華街では、新しめの鉄筋コンクリートビルの陰か中の方が安全です。
※昭和56年に耐震基準が変わっていますので、その後に建てられたのを目安にします。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドは、消防法による厳しい建築基準をクリアしていますので、一般の建物より耐震性・耐火性に優れています。
石油のタンクは地下にあり、地盤は厚いコンクリートに覆われていますので、地上で火災が発生した場合でも、燃え移ることはありません。
阪神淡路大震災でも倒壊や火災の被害報告はありませんでした。
住民拠点SS
住民拠点サービスステーション(SS)は、自家発電設備を備え、災害などが原因の停電時にも継続して地域の住民の方々に給油できるガソリンスタンドです。
一時避難場所として覚えておくとよいかもしれません。
お近くの住民拠点SSはコチラhttps://www.enecho.meti.go.jp/category/resources_and_fuel/distribution/juminkyotenss/#p01 (経済産業省 資源エネルギー庁ページ)
外でキケンなもの
地震の時にキケンなものを知っておくと回避するのに役立ちます。
ガラス・壁・看板
自動ドアやショーウィンドウなどのガラス類も注意です。
瓦・ブロック塀・門
橋の上
橋は壊れた時のために手すりなどをガッツリ掴まず、すぐ逃げられるように軽く手を添えるくらいの方が良さそうです。
天井や照明
屋内にいた場合は天井や照明に注意です。
トイレ
トイレのドアが変形し閉じ込められる可能性があります。また、出入口もせまく一斉に人が集まるとキケンです。
トイレに入っていたら、ドアが閉まらないように逃げ道を確保しましょう。
出入口
人が殺到しますし、雨よけなどの部分の支えが弱そうな感じがします。。。
電柱のそば
電柱結構倒れますよね。電線の切れ端も怖いです。
命を守る行動
回りを見る
目を閉じないで、落ち着いて回りを見渡す余裕を持ちましょう。瞬時の判断が物を言うかもしれません。
頭を守って身をかがめる
バックや両手で頭を守りできるだけ背を低くしましょう。
落ち着いて避難経路を確認する
パニックにならず、落ち着いて避難経路を探しましょう。
建物内ではすぐ出入口に行かない
人が殺到する出入口には落ち着いてから向かいましょう。
避難誘導だけに頼らない
停電や店員の状況によっては正しく避難誘導がされるとは限りません。自分の目で見て考え行動することも大切です。
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帰ることにこだわらない
帰宅困難者による群衆雪崩、真冬では低体温症など、命にキケンがおよぶことも考えられます。その時の状況を冷静に判断し行動しましょう。
一時避難所には備蓄品などの備えがあり安全が担保される確率が高いです。もちろん、自分の備えも大切です。
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正しい情報を得る
パニックになるといろんなデマや情報が飛び交います。信頼できる出所の情報を冷静にキャッチしましょう。
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まとめ
- 外で地震にあったらどうする?のシミュレーションをしてみました
- 安全な場所、キケンな場所を知っておくと備えもできます
- 地震から命を守る行動についてご紹介いたしました