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地震でトイレ使えなくなったらどうする?

地震で避難された方の多くは、1番困ったことにトイレをあげています。トイレは必ずみんなしますし、健康にも関わりますね。

というわけで、今回は『地震でトイレが使えなくなったら』どうするかを具体的に考えてみたいと思います。

防災に慣れていない人

想定

  • 震度6
  • 20時 自宅でくつろいでいた
  • ケガなし

安全カクニン

停電しちゃった。こわい。え~っと、とりあえずスマホ探さないと。

モノが倒れたりガラスが割れた音がしたけど暗くて見えないよ~。ケガしなくて良かった~。

スマホのバッテリーをできるだけ温存するためにライトの使用は控えめに

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トイレが使えない

トイレしようっと。あれ、水が流れない!停電だとトイレ使えなくなるの?

タンクレストイレは停電の時に使えなくなります。停電時の使用方法はメーカーごとで違います。

お風呂の水を流してみた

お風呂入ろうと思ってお湯ためてたからトイレに流せばいいね💡

トイレに水流したらあふれてきたよ、最悪😨

地震では排水管が壊れて汚水があふれたり逆流することもあるので水は流してはいけません

トイレを探しても見つからない

えー。どこでトイレすればいいのかな。コンビニ?避難所?どこも停電と断水で、できないって!

彼女はしかたなく、家のゴミ袋に新聞紙を敷いてトイレしました。実はこれも正解です。
『トイレを我慢しない』『感染対策』『臭い対策』が大切です。

穴を掘ってトイレをすると雨であふれてくることがあります。

モノが手に入らない

トイレットペーパー買いに早めにスーパーに来たけど、もうこんなに行列ができてるの?

災害では買い占めがおこります。普段から日用品は多めにストックしておくといいですね。

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防災マニアの場合

安全カクニン

ケガなし。ヘッドライト、靴、ヘルメット装着。火の気火の元ヨシ、ブレーカーよし!

まずは回りの状況を確認して安全を守ります。地震と火事はセットです。火事の備えも忘れずに。

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地震で多い通電火災。感震ブレーカーを備えていると急いで避難する場合でも安心です。

余震に備える

余震に備えて、玄関を少し開けて避難経路を確保しとこう。

玄関は柱が多く比較的安全な場所ですが避難経路の確保は大切です。

ここは住宅地だから火災旋風(せんぷう)に巻き込まれないように、今日の風向きをみて避難経路も考えておこう。

火災旋風(せんぷう)とは炎の竜巻のことです

トイレは使わない

うちはタンク式トイレだから使えるだろうけど、排水が心配だから災害用トイレを使おう。

便座が使えるか確認

便座は壊れていないみたいだから、家の便座をそのまま使うタイプの簡易トイレにしよう。

【その他の災害用トイレ】
携帯用トイレ⇒隠れる場所を探す必要アリ。バリアフリー×。
組み立て式簡易トイレ⇒組み立て式トイレ。便座なども付属。少し広めの隠れ場所が必要。
オムツ⇒場所を選ばず使えます。ムレや感染、臭いが課題。

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正解よりも考えることが大切

いかがでしたか?シミュレーションですのでこの通り行くとは限りませんが備えあれば憂いなしですね。

まとめ

  • 地震でトイレが使えなくなったらを考えてみました
  • 災害用トイレのご紹介しています

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