もしもシリーズ

防災マニアが考えてみた。『家で地震にあったら』

地震はできれば考えたくないですが、そこを向き合ってちゃんと考えると、安心という備えができるかも。

というわけで、今回は『家で地震にあったらどうするか』具体的にシミュレーションしてみました。

防災に不慣れな人の場合

想定

  • 20時 家のリビングにひとり
  • 木造アパート(築20年)の2階
  • 震度6 緊急地震速報なし

リビングで震度6が突然きた

突然の地震で体がグラッときた。怖くて目をつぶってかがんだ。机の下にもぐる余裕なんてないよ~。低いテーブルしかないし。

『地震=机の下にもぐる』の常識は時にキケンな場合もあるので注意です

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真っ暗になった

揺れてる途中から停電に。ガラスが割れたような音がしている。こわい。

携帯が見つからない

スマホがどこに行ったかわかんない!手探りで探すしかない((+_+))

ガラスが割れている

スマホをやっと探し当てた。『アイタッ!!』なんか踏んだ。あわててスマホで照らしてみると、窓ガラスが割れてるじゃん。こーわっ。

レンジも食器も飛んでいる

リビング近くの台所には食器が散乱、レンジも飛んでる!これが直撃していたらと思うとゾッとする。

リビングから出られない

モノが散乱して危ない。とりあえず靴を履かなきゃ。あれ、リビングのドアがゆがんで玄関まで出られないよ~(-_-;)

防災マニアの場合

リビングで震度6が突然きた

突然の地震で体がグラッときた。地震だ!ライトが落ちてきそうだ、壁ぎわに行こう。

とりあえずこのクッションを頭にかぶってしゃがもう。

目をつぶらずに冷静にまわりを見てキケンを回避、頭を守りましょう。

アパートは昭和56年以降に建てられたから耐震基準はクリアだけど、木造だから注意しないと。

1階より2階の方が安全だ。家の様子を見て落ち着いてから避難しよう。

昭和56年以前の建物からはすぐ避難しましょう。

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真っ暗になった

揺れてる途中から停電に。すごい音がしてるケド、近くには何もないことがわかっているから後でゆっくり対処しよう。

ライト・靴・ラジオを使う

スマホは貼ってあった蓄光テープのおかげですぐに発見できた。省エネモードにして長い停電に備えとこ。

リビングにあったヘッドライトをしたから両手も使えるし、靴も履いてヘルメットも装着した!ラジオもつけとこ♪

蓄光テープはオススメ。ライトや靴、ラジオなどもすぐ取り出せるよう備えておくとGood👍

窓ガラスは飛び散っていない

窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っていたから、割れてはいるけど飛び散ってはいないみたい。

食器やレンジは飛んでない

家具は固定してあるし、ドアもストッパーで開かないようにしていたから大丈夫そう。

レンジも落ちてない。地震緩衝マットが効果あったみたい。

逃げ道の確保

普段から地震に備えてリビングのドアは開けていたから大丈夫。

余震に備えて、避難できるように玄関を少し開けておこう。

トイレにいた時はドアを開けて、まずは逃げ道を確保しましょう。

火災が起きるかも

ガス、ストーブ、ライト、火元確認ヨシ。ブレーカーも落ちている。

ここは住宅地だから火災旋風(せんぷう)に巻き込まれないように、今日の風向きをみて避難経路を考えておこう。

火災旋風(せんぷう)とは炎の竜巻のことです

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正解よりもみんなで考えることが大切

いかがでしたか?シミュレーションですのでこの通り行くとは限らず、正解もその時の状況で変わります。

考えることが何より大切だと私は思っています。命さえあればなんとかなります。

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まとめ

  • 地震シミュレーションで安心を備えよう
  • 防災マニアが家での地震シミュレーションしてみました

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