防災マニアになったきっかけなどについて語ってみたいとます。
阪神淡路大震災
阪神淡路大震災の映像を目の当たりにした時、私はとても大きなショックを受けました。
高速道路も、病院も市役所も駅も壊れ、あちこちで火事が起こり、泣き叫んで家族を呼んでいる人もいました。
自然の力に対してどうしようもない、そんな絶望感を感じました。
避難所生活
地震からしばらくして、避難所での様子もわかるようになりました。
着の身着のままで避難した方であふれかえり、ぎゅうぎゅう詰めで雑魚寝状態でした。
携帯電話の充電や、公衆電話に並ぶ人、陳列棚が空っぽになったスーパー。
一体どうやってこの生活を続けていくのだろうと、悲しくなりました。
元気村
それからしばらくして、元気村での炊き出しやお風呂など、支援の様子が放映され、被災者の方の喜ぶ姿がありました。
私は、それまでのショックや悲しみが少し癒されたように思いました。そして同時に、自分も備えないといけない、って思うようになりました。
防災マニア
東日本大震災(2011)、熊本地震(2016)、北海道胆振地震(2018)は、いずれも震度7です。それ未満だと結構あります。そのたびに備えについてあらためて考えます。
防災マニアだね、とよく言われますが、私はそこそこの知識でしかないです。そんな私がマニアに見えるほど、回りの防災への興味が薄いのだと思います。
世界の20%の地震が起こる日本です。みんながマニアになってほしいな、と願っています。
知恵が大切
防災グッズ、近年は色んなものが出てきてすごいですよね。食材にしても、カンタンに料理できたり、長期保存ができたり。
備えようと思えばいつでもネットで購入できますし本当に便利です。
稲村の火、ご存じですか?昔の日本の実話で、ある男性の知恵のおかげで、村人が津波から逃れることができたというお話です。
現代の私たちは、知識やモノにあふれているせいなのか、知恵を使うことが不得意なのかもしれません。
大災害を乗り越えてきた先人たちの知恵を参考に、自分の命は自分で守る、そんな知恵を身につけたいですね。
-
災害から身を守る意識の備え『稲むらの火』に学ぶ