食べることは生きることであると同時に楽しみでもあります。非常時も美味しく食べたいですよね。
非常食セットの感想
非常食セットを備えるようになって数年が経っている私のレビューをご紹介したいと思います。
手軽に揃えられ栄養バランスも良い
栄養バランスなどが考えられセットになっているので簡単に揃えることができます。
献立表も付属されていることが多いので、計画的に食べられると思いました。
購入はネット販売がメイン
非常食は一般の量販店やスーパーよりネット販売の方が種類も豊富です。
調理いらずで簡単美味しい
そのまま食べられる缶詰やレトルトパウチ、水を入れるだけで食べられるご飯など、簡単で美味しく食べられます。
非常時感が強くなる
美味しかったのですが、普段と違いすぎる食事だと非常時であるということを痛感しそうだなと思いました。
飽きる
バラエティ豊富な非常食でも、そればかりになると飽きてしまうと感じました。
普段の食事も備えよう
普段の料理は日常を取り戻す心の栄養になります。心が健康である、ということはとっても大切なことです。
心が健康だと免疫力も高まります。被災生活はいかに健康であり続けられるか、という視点が大切です。
非常時にも調理できるように備える
①カセットコンロやアウトドア料理の準備をする
ガスや電気に頼らない調理道具を備えておくといいですね。ストーブもいいですよ。
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②活力鍋
活力鍋や圧力鍋があると、水も少なくて済みますし、調理時間も短くガスの節約にもなりますね。
③日持ちする野菜や常温保存カット野菜のストック
日持ちする野菜や、常温で保存できるカット野菜などは便利です。
保存野菜は数か月保存できるのでローリングストックに最適です。
③乾物やシリアル
乾物は長期保存もできますし調理もできますね。スーパーでも野菜からフルーツまで様々あるので重宝します。
④冷凍食材
自然解凍や調理できる冷凍食材があると便利です。冷凍庫内に敷き詰めて入れておくと冷凍時間も長持ちします。
⑤無洗米
洗わずに炊けるので重宝します。真空のものだと日持ちします。少人数なら1合ずつ小分けにしたものもオススメです。
⑥長持ちする料理
ご飯をすし飯にする、酢漬けにする、など殺菌効果のある料理の工夫をすると長持ちします。
⑦タンパク質
タンパク質は不足しがちです。大豆ミートは日持ちもしますし普段の料理にも美味しく利用できます。
⑧アイラップ
避難生活では水が貴重です。鍋など極力洗わずに済む調理できる小袋があると便利です。
⑨手袋
手袋があると、料理のたびに手を洗わなくて済みますし、食中毒の予防にもなります。
普段から食べなれているものを多くストックする
①おやつ
おやつは少量で高カロリーが摂取できます。味わう気持ちを失いやすい緊急時には濃い味のおやつが普段通りの気持ちにさせてくれそうです。
特に子どもたちの心の安らぎになりそうです。
②インスタントやパスタ・麺類
インスタントラーメンやパスタは水でも食べられます。インスタントラーメンなら30分程度、パスタなら4時間程度です。
③缶詰やレトルト
こちらも保存期間が長く調理いらずですね。待てないお子様にも重宝します。
④野菜ジュース、果物ジュース
野菜や果物ジュースで栄養バランスを手軽に補充できます。缶ジュースの方が日持ちします。
農林水産省が出している『災害時に備えた食品ストックガイド』とてもわかりやすいですよ。https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook/pdf/stockguide.pdf
温かくする
温かい食事は心を癒してくれますね。火の要らない温かくする防災グッズがあります。
栄養補助食品
長期避難ではタンパク質やミネラルといった栄養が不足がちになります。
筋力が落ちる・口内炎ができる・キズが治りにくい、などの症状を引き起こす要因となります。
サプリメントや栄養補助食品も取り入れると安心です。
炊き出し
阪神淡路大震災では1月という大変厳しい寒さの中に起こり、被災者はボランティアによる炊き出しを大変喜んだそうです。
自助・共助の気持ちでみんなで協力して作って食べるとまた美味しいですよね。
まとめ
- 非常食は簡単・便利・美味しいですが、それだけだと飽きます
- 非常時も普段の食事がとれるよう備えておきましょう