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地震と火事はセット。火災の備えは大丈夫?

大規模震災では同時多発火災が起こりやすくなります。地震と火事はセットで考え備えておくと安心です。

火災原因や大規模火災時における避難のタイミング、火災予防グッズなどをご紹介しています。

地震による火災の原因

地震による火災の過半数は電気が原因

地震による火災の過半数は電気によるもので、電気スタンドが倒れる、電気ストーブに洗濯物が落ちるなどがきっかけになっています。

普通火災

ガス管破損や火の元、石油ストーブやろうそくなど、電気や配線意外の火災です。

津波火災

津波によって打ち寄せられた可燃物や危険物からの火災です。車のガソリンやバッテリー、石油タンク、LPガスボンベなどが主な原因です。

通電火災

電気が再開通した時に起こる火災で、破損した電気コードや電気機器が主な原因です。冠水した車も漏電で出火の危険性があるので注意です。


参照元:ソフトバンクニュースhttps://www.softbank.jp/sbnews/entry/20200422_01

地震が起きたら

まず自分の身を守る

すぐに火を消したくなりますが、まずは命を守る、が優先です。

火や電気を止める

火を消しガス栓も閉めます。電気はスイッチを切りコンセントを抜きます。

可能なら初期消火

初期消火できそうならします。

家を離れる時はブレーカーを落とす

余震で火災になることがあります。電気の大元であるブレーカーは落として避難します。

500m先に煙が2本以上立ったら避難の目安

大規模災害では同時多発火災、火災旋風(せんぷう)が起きやすくなります。

がれきや大勢の避難者により避難ルートが塞がれやすくなるので逃げ遅れないように早めの避難を心掛けます。

風上に向かって避難する

風上に向かって逃げましょう。煙の流れを見ると風向きがわかります。

炎の竜巻 火災旋風(せんぷう)

火災旋風

火災予防グッズで減災

一人でも多くの方が火災の備えをすることで、減災につなげられるかもしれません。

感震ブレーカー

電気火災には、感震ブレーカーが効果的です。感震ブレーカーは、地震時に設定以上の揺れを感知した時に電気を自動的に止める器具です。

こちらは蓋つきタイプのブレーカーでもつけられます。

消火器

ファイヤーブランケット

天ぷら油火災にはそのままかぶせて消火できます。消火器と違い粉末材や薬液を撒き散らさないので後始末を気にしないで使えます。

災害時には身体を守る防災頭巾として使えます。アメリカでレスキュー隊で使われているものと同等品です。

投てき用消火用具

火災に投げるだけで使えます。

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まとめ

  • 大規模災害では同時多発火災、火災旋風が起きやすいです
  • 大規模火災では避難のタイミングや避難ルートが重要です
  • 火災予防グッズもオススメです

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